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2011年8月18日木曜日

root権限で動作させるアプリ

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REGZA Phoneがroot権限で動作するようにできたら、root権限を必要とするアプリケーションを利用したくなります。
私自身が利用しているroot権限を必要とするアプリは、それほど多くはありませんが、いくつか紹介してみようと思います。

繰り返しになりますが、root化を試みる場合は、自身のリスクでお願いします。
最悪、文鎮化のリスクがあります。


最初のアプリは、「CPU Master」というアプリです。
有料版もありますが、私が利用しているのは、無料版のアプリです。
このアプリを利用すると、CPUの動作クロックを設定することができます。
本当は、オーバークロックを期待して使いはじめてみたのですが、最大998.4MHzまでの設定が限界で、1GHzオーバーの設定はできませんでした。

このアプリは、オーバークロックにより動作を早くさせることよりも、最大クロック数を制限して、バッテリの消費を抑えるために利用しています。

私の端末の実際の設定は、この↓とおりです。
「Max」を「576MHz」に制限して、「Min」は「245.76MHz」に設定しています。
「Scaling」は「performance」に設定して、「Set on boot」にチェックをしています。
最後に、「Apply」をクリックします。

この設定だと、最大クロック数を576MHzに抑制していますので、バッテリの消費を抑えることができます。
その代わり、ピーク時のCPU処理速度は低減しますので、負荷が高い状態だと、カクカク感が出てくるかもしれません。

例えば、上記設定で、音楽を聞きながら、ブラウザでブラウジングしていると、たまに動作が引っかかるような感じを受けることがありますが、音楽のみとか、ブラウジングのみでは、ほぼストレスなく利用できています。
また、文字入力には、ATOKのジェスチャー入力Proを使っていますが、576MHzだと文字入力の時に引っかかる感があります。

その場合には、「Max」の値を変更してみてください。


次のアプリは、「SD-Booster」です。
このアプリは、SDメモリにアクセスするときのキャッシュメモリサイズを変更することができます。
記憶が確かではないのですが、デフォルトでは128KBか256KBのキャッシュメモリサイズでしたが、私の端末では、↓のとおり、2048KBに設定しています。
「Cach size」に「2048」と入力して、「Set on Boot」チェックを入れて、「Apply」をクリックします。
スピードアップを実感することはできないのですが、例えば、カメラで写真を撮影して、SDメモリに保存しているときなどは、多少、スピードアップしていることを期待しています。(^^ゞ


最後のアプリは、「ConnectBot」です。
このアプリを起動すると、いくつかメッセージが表示されたあとに、以下の↓画面になります。
左下のプルダウンメニューをクリックすると、接続方式の選択画面が表示されますので、「local」を選択します。
すると、一つ前の画面に戻りますので、「ニックネーム」欄をタップします↓。
そのまま何も入力せずに、右下の「Done」をクリックすると、ローカル接続モードでAndroid端末に接続されます↓。
文字が小さくてわかりにくいですが、画面左上に「$」が表示されています。
この「$」はコマンドプロンプトと呼ばれ、AndroidのLinuxに、ssh端末としてアクセスしている状態になります。
これは、Windowsのコマンドプロンプトモードのような接続になります。

ここで使用するコマンドは、Linuxベースのコマンドになりますので、Linuxに覚えがない人は、これ以上先には進まない方がいいでしょう。

試しに、いくつかコマンドを入力してみました↓。
「id」コマンドは、いま自分が、どういう権限(id)で端末に接続しているかが表示されます。
「pwd」コマンドは、"Print Working Directory"というコマンドで、いま自分がいるディレクトリを表示します。
「ls -l」コマンドは、"LiSt"の意味で、いま自分がいるディレクトリに存在するファイルを表示します。「-l」は、ロング表示形式でファイルを表示するオプションです。

では、この状態で、root化することができるか試してみます↓。
「su」コマンドは、"Super User"になるという意味です。
このコマンドを実行すると、GIngerBreakのダイヤログが表示されます↓。
「ConnectBotというアプリケーションが、Superuserアクセス(root化)を要求しているが、許可するか?」と聞かれますので、「許可」をクリックします。
すると、コマンドプロンプトが、「$」から「#」に変わると思います↓。
コマンドプロンプトが「#」であるということは、Linuxの表示ルール上、Super User(root)権限で動作していることを表します。
念のため、「id」コマンドで確認してみると、以下のとおりです↓。
ちゃんと、rootを取ることができました。


このほかにも色々と便利なアプリがあると思います。
「もっとこんな便利なアプリがある」という発見をされた方は、是非、下記コメントやTwitter等で教えて下さい。

参考になった方は、下のモグラをナデナデしてあげてください。(^^ゞ

LFL

             ↓このモグラ、いい奴なのでナデナデしてあげてください。
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